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『万引き家族』

 「カンヌのパルムドール獲得作品」と聞いたころから、何だか悪い予感はしていた。
 解りやすい作品じゃない。と漠然とした心配があった。

 キャナル・博多駅・ソラリアの多くのシネコンで、一日の大半かかっている。

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 試写会を観た客が
 「終ったあと、涙が止まりませんでした」
 感想がTVで流れていた。

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 正直。理解出来ない。
 いろんなメタファーが仕込まれているのかも知れないが。何一つ気付かなかった。

 私の映画鑑賞眼が稚拙なのは自分でも認識している。

 ただ、年間150本もの映画を観ている私。
 そう濁ってもないハズ。

 褒めるとするなら、ニセ家族の6人が全員名優だった。
 リリー・フランキー、安藤さくら(〇B君から聞いた)、
 樹木希林、風俗嬢、少年、少女(佐々木みゆ)

 特に少女が良かった。米粉パンのCMに出ている。

 イイ女優になるだろう。

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2018年06月20日 17:46に投稿されたエントリーのページです。

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