落語をネタの披露と考えてる人がいる。
全く考え違い。
「『子ほめ』ね、聴いたことがある、ある。
『三枚起請』は志ん朝師匠のCDを持ってる。」
等々の御意見を聴くことがある。
落語ファンを自認してある方がよくおっしゃる。まぁ言わんとすることはわかるが、
これまた大きな考え違い。
落語は最小の舞台芸能であって、記録、記憶画像ではない。
落語の三要素
程良い小屋と、
稽古熱心な演者と、
堪能できる素養を持ったお客様
で出来上がる、たった一回の演芸会。同じ高座は二度ない。
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落語の三要素で、堪能できる素養を持ったお客様を育てるのが一番難しい。
落語はライブで聴いてほしい。