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『マタンゴ』

 9月月間で、20本弱映画鑑賞してる。
 いくら何でも多すぎる。肩もこるはず。

 で、最高は『マタンゴ』。
 この作品につきる。

 初鑑賞が小学校。
 50年昔の小学生はSEXを知らなかった。
 中学の部室で初めて本質を知った。とても驚いたことを覚えている。
 「そういえば、・・・」今考えたら吹き出しそうなことが山ほどあった。

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 SEXに初めて気づいた作品がコレだった。
 くだらない事をよく覚えている。いやなガキだった。

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 恐怖サスペンス特撮映画なのに、
 本多猪野四朗は丁寧に丁寧にセクシュアリズムを織り込んでいる。

 なぜ、あの時の水野久美がこれほどまでに、残像として残ってるのかが、ようやく理解できる。

 私が『惑星ソラリス』の宇宙船に乗っていたら、
 間違いなく「水野久美」の四肢肢体が艶(なま)めいている。
 深層心理を自覚した作品(主語私)。

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 来年あたり商業映画として発表しても、ヒットする(と思う)。
 ほとんど劣化してない。

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2015年09月28日 18:48に投稿されたエントリーのページです。

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