SFミステリー。
出だしから前半までスリリングな展開。
これはいけるぞ!
と、思ってたら、後半全くの駄作。
こういう展開は予算が全く足りなくなった作品に多い。
-----
映画と言うのは、完全に予算が通らないまま制作にかかることが多い。
脚本は出来てるけど、現場が全く無計画でやると、途中で監督が変わったり、ひどい時には打ち切りになる。
もっとも顕著な例が黒沢映画。
-----
おそらくこの作品もその例にもれない。
途中でがっくりテンションが落ちてる。
前半はスリリングなのに。
あまりにもったいない。
ただ、最後に『8マン』が出てくる。
そう、あの♪光る~海、光る大空、光る大地のエイトマン。
原作平井和正。
付きぬけたところにキューブリックがいる。
まぁ、『8マン』もキューブリックも知らない方が多い。
観て、知るのも一興。