時間が経つにつれて、「勘心真打披露」の喜びが増幅して来る。
本来、自分のエリアだから、ココまで慶ぶのもどうかと思うけど、・・。親ばかと構造は同じ。
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勘心の本気度にうすうす気づき始めたのは、二度目の病気休暇前後。4~5年ほど前。
病休中にかかわらず、気晴らしに都会に出てた。
都会に出ると、勘心の職場が近い。店に冷やかしに行くついでにちょっと芸談。
勘心の眼がいやに本気なのに、驚いた。
「教えて、教えて、」秋波が来る。
ちらりと奥義をちらつかせると、また、来る。
学生アマチュアや、落語好事家レベルとは違ってた。
曰く
「ちょっと、小咄でも覚えたいと思いまして。」
「昔から、落語に興味がありまして。」
の大甘レベル。
今もたまにそういったバカが来るんだけれど(苦)。先日も来た。すぐ、いなくなった。
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そこらから、本気になって教えて、稽古して、で、先日の会。
結構、他人が知らない【克服ゾーン】もあった。
で、嬉しい。
もっと嬉しいのは、これで公民館レベルを勘心に丸投げできる。出る幕ない。(主語・私)
勘心の凄いのはどんなに連絡しづらい時でも、1分以内にレスポンスが来る。
話が早い。仕込みも早い。レクチャーをものにする。
連絡ミス、はたまにある。が、即対応するフットワークがある。
大学出の割にグズグズ言わない、弁解もない。
現役バリバリのキャナルマンが芸人になるというのは、こういうこと。
とにかく、ウチの即戦力が育った。しかも急成長。まだ成長してる。
地噺は私より上手いと誰かが言った。「源平盛衰期」はまるで叶わない。
誰にも、成長時期がある。勘心真っただ中。
下手すると私まで抜かれる。それもいい。
祝!