ツーリングから帰って飢えたように映画館。
迷わずチョイス。『GOZILLA』。
前回あれだけこき下ろしておきながら。
観たいものは、見たい。
世間の評価も色々らしい。
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なかながゴジラが出てこないだとか、ゴジラの撮影が短いとか。
ここで、がぜんゴジラ側の評価をさせていただくなら、
『ゴジラ』とはそういう映画なのだ。
オリジナルの『ゴジラ』1954年版を見るとよくわかる。
なかなか出てこない。全貌が露わになるまで、ゆうに60分は費やす。
また、全身を映すのはほんの数カット。断片だけで観る側の想像力を誘発する。
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目覚めて海へ移動する痕跡を最初にどーんと出す。これもオリジナルに沿ってる。
そして、海へ帰っていく。これもオリジナル通り。
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そう考えると、今回の作品結構オリジナルを踏襲している。
ただ、あのムートーとかいう、モンスター。理解出来ない。
ゴジラシリーズに『南海の大決闘』というのがあって、カマキラスという怪獣が出てきた。一番近いと言えばそれかな。
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結構な収益を上げているらしい。
もし可能なら『キングコング対ゴジラ』やってほしい。そしてハリウッド版『キングギドラ』も是非見たい。