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『眠狂四朗殺法帳』

 市川雷蔵の頂点は眠狂四朗。
 柴田錬三郎原作の『眠狂四朗』と雷蔵のキャラクターがぴたりと重なる。

 主人公の孤独な虚無感と、雷蔵のニヒリズムが相乗的に昇華している。

 田村正和が演じていたが、雷蔵のイメージがあまりに強くて、長続きしなかった。
 座頭市にも同じことが言える。

 大映の『座頭市』シリーズと『睡狂四朗』シリーズ。
 当時のファンを楽しませてくれただろう。
 凄いスターを抱えていたものだ。

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2014年05月24日 07:46に投稿されたエントリーのページです。

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