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『初恋』

 可憐なタイトルの割に、激しいレジスタンスがテーマ。

 『カサブランカ』をウラから撮ったような作品。

 普通この程度の作品なら、映画史に残るようなモノではなかった。
 ただ、脇役女優にとんでもないキャスティングがあった。

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 監督も制作会社も主演男女優ともB級なのに、助演に映画史を揺さぶる女優が出ていた。
 O.ヘップバーン。

 20代い前後の彼女。
 バレエを舞う。
 美しい。バレエを知らないが、美しさは伝わる。

 ライブ・本舞台なら福岡ドームでなきゃ治まらない。

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 鑑賞後、彼女の存在だけしか記憶にない。
 脚本も、主演も、監督も、すべて眼下に置く。
 全部持っていってる。

 主演女優がなんどんもアップになるが、哀れ。

 監督が誰かは知らないが、誰が観ても作品としての映画が壊れてる。

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 こういう女優・俳優を使いこなすには監督としての器もいる。

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2014年03月09日 17:14に投稿されたエントリーのページです。

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