« 『God Father Ⅱ』 | メイン | 『ジャッカルの日』 »

『God Father Ⅱ』 2

 『God Father Ⅱ』にとても有名なセリフとそのシーンがある。

 ----------

 あまりに有名なので書くまでもないが、
 アルパチーノとダイアンキートン。

 「男には女が考えもできない世界があるんだ!」
 直後。
 「あなたは、なにもわかってないのよ。」ダイアンキートン
 「子どもは堕胎したのよ。あなたの子どもをこの世に出したくなかったの。」
 A.パチーノのDV炸裂。

 評価は分かれる。
 堕胎を許して、DVを許さないフェニズムか。
 堕胎を殺人と見るカトリックシシリア人か。

 これで、『God Father』シリーズは全世界のフェミニズム思想家から総スカンを食らう。

 -----------

 このセリフは後々の映画に影響を及ぼす。
 『シティースリッカーズ』で3人の男たちが声を揃えて、
 「男には女が考えもできない世界があるんだ!」
 
 「男ってどうして、『God Father』が好きなのかしら(溜息)。」と一人の奥様。

 -----------

 もっと辛辣に扱ってるのが、
 『フライドグリーントマト』
 誰だか忘れた。『ミザリー』でオスカー取った女優。
 「女は、男の想像もできない世界を考えてるのよ。」
 
 =========
 
 映画の奥深さはココ。

 「この場面はココの影響。」

 と自分だけの思想信条に深まればいい。

 思想信条の自由は憲法に謳ってある。
 誰にも犯すことはできない。
 
 それが映画館が暗くなってる一つの要因。
 文学は暗くては進めない。映画は明るくては進まない。
 (これは、私見。)

About

2014年03月06日 18:45に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「『God Father Ⅱ』」です。

次の投稿は「『ジャッカルの日』」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.32