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『アメリカン・ハッスル』  2

 詐欺師。トリックスタームーヴィー。

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 この手の映画は、とても好きなジャンル。

 詐欺師映画は最後の大どんでん返しも楽しみ。
 ラスト5分間でひっくり返された客は。どかーんと「やられたぁ!」で家路につく。

 一番いい例が『スティング』。
 今では古典の大名作になってて、ほとんどの客がラストを知って観に来る。
 ロードショーで観た時、心の底から「やられたぁ!」と大息吐いた。

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 ただ、この作品に大どんでん返しはない。
 もうちょっと工夫すればいいのに。と思ってたら、それもそのはず。
 実話。

 「本当にあった話。」というコンセプトは映画とって面白くない。
 フィクションの方が面白いに決まってる。

 『愛宕山』・『時そば』が長ーく続いているのはフィクションだから。

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2014年02月17日 16:35に投稿されたエントリーのページです。

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