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『ニューシネマパラダイス』

 映画が好きで好きでたまらない少年。
 映画技師老に寄り添い、離れながら成長する物語。
 構造は『ベストキッド』に似ている。

 人生の機微を描いた20世紀最後イタリア名画。

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 映画は商業面で興業収益を高く上げることが大切。
 第一義と言ってもいい。
 製作者の自己満足で事足りるなら、私にだってできる。

 観客動員という客観的な指標がいる。

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 『ニューシネマパラダイス』
 封切りロードショーでは全く無名。

 じわじわ、じわじわ伸びて、ロングランになった。半年以上かかってたように思う。

 KBCシネマ。ミニシアター映画の愁眉。
 いまでもKBCシネマの会員証には『ニューシネマパラダイス』の画像があしらってある。
 この映画を
 封切り初日で観た人はとてつもなく評価されていい。一生ものの宝。

 
 恥ずかしながら粗忽家勘朝は噂になって観に行った。

 で、素晴らしい作品だった。

 20年以上たっても、やっぱり良かった。

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2013年12月08日 17:29に投稿されたエントリーのページです。

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