まだ仮設住宅で生活されている人がたくさんいる。
避難所はさすがに無くなったと思ったら、まだ生活してあるかたがおられた。認識不足を恥じる。
避難所生活では安全、水、食料、の確保が最優先。
時間がたつにつれて、気になるのが排泄、排泄場所。
匂いは新聞、テレビからは伝わってこない。排泄場所も報道されない。
逃げ出したばかりの時、排泄は適宜行われるが、長期になるとそうもいかない。
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近代化に伴って、排泄も心おきなく出来るようになった。
若者には信じられないけど、昭和中期まで思いっきり大便できなかった。
ローカルな表現があるだろうが、福岡では『おつりがくる』と表現していた。
つまり、跳ね返りが来てお尻に付いたりしていた。(尾籠な表現で失礼。)
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温かい便座で、気分よく排泄して、お尻まで洗ってくれる。至福のひと時。
おそらく地球全人口の2%程度の者が味わえる『王者の排泄』。
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学校のトイレにまで『王者のトイレ』を設置するように希望が出ている。
「ウチの子、洗浄機がないとできないのです。」という要望。
私立の高所得者学校では設置されているのだろうけど、設置しないほうがいいと思う。
和式で、股を開いて排泄する習慣は子どもたちの生活からなくなっている。
また割りでうんこ出来ない子どもたちが多くいる。
学校で教えることではないかもしれないが、ここは学校の出番。
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近代的な生活習慣が一生保証されているならいいが、そうはいかない。
先日の統計で、少なからぬ数の日本人が避難所生活をする可能性がある。
避難所で『王様トイレ』なんてあるはずがない。
排泄を我慢するものが出てくる。
この排泄サバイバルを勝ちぬかないと、生きていけない。
だから、学校で和式トイレを指導する。
うんこの仕方まで、学校で教えなきゃいかんのだから、先生達も大変なわけだ。
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ちなみに今日のタイトルは野糞の美的表現。
『お花畑』で『雉撃ち』出来なきゃ、サバイバーとして生き抜けない。