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レスリング・・・ 3

 子どもたちのレスリングルールは単純明快。
 【キック、パンチ、なし。相手の両肩をマットに付けた方が勝ち。】

 子どもたちはピュアだから、真剣にそして楽しんでプレイする。

 寒い体育館に、ウレタンマットを敷きつめ、同じレベル(闘争心・体重・身長・骨格)のバディ(二人組)の構成でプレイ。
 おとなしい組みはそれなりに、熱くなりがちな組みは熱くプレイする。

 応援も熱くなる。45分プレイすると、寒かった体育館の温度が5度ほど上昇する。

 勝っても、負けても面白い。勝ち負けという観点は結構やすっぽい。

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 家庭の事情もあるだろうが、部屋で暴れることを禁じられてる子どもたちは、戯れで暴れる楽しさを心底味わってない。
 幼いころ、暴れることは大切。
 
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 柔道の根源は、柔術。
 道具なしで、敵の戦闘能力を奪う、つまり、素手での殺し合い。本当の柔術は結構怖い。それをスポーツ化した加納治五郎の功績は十分評価されていい。

 レスリングは体格差がありすぎるとプレイできない。だから、体重別になる。

 柔道は戦(いくさ)の手段だから体重差なんて考えない。本来の講道館柔道に体重別はない。
 『柔よく剛を制す』という無茶な論理を持ちこんでくる。
 谷亮子はどう頑張ってもヘーシンクを制することは無理。
 アングロサクソンの合理性が体重別を持ちこんだ。

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 レスリングの面白さは、体内に蓄えたエネルギーを一気に放出する心地よさ。カタルシス。 
 これこ尽きる。
 相性のいい二人での格闘・プレイを楽しむことが最大の目的。
                     (続く)

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2013年02月18日 17:22に投稿されたエントリーのページです。

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