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見切りをつける

 依存傾向が強い者ほど、対象物・人への執着が強い。


 本を、どうしても最後まで読んでしまう。本への依存が強い。
 裏切られるだろうなと思いながらも、ついつい最後まで読んで、無駄に気付く。


 さっさと見切りをつけて手放せばいいのに、ぐずぐずとページをめくる。

 人間関係には、さっさと見切りをつけられるのに、こと読書に関しては脇が甘い。というか、弱い。

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 最近ようやく、読書中書籍を見切られるようになった。
 それは、あまりに残された読書の時間が少ないことに気付いたから。

 1日1.5時間として、年間約525時間。あと20年読むとして、10500時間。
 一冊6時間かかるとして、約1700冊。

 多いか少ないか評価は分かれる。今後読む時間が遅くなるとして、あと1500冊で終わり。
雑誌も読むから、純粋な書籍は1000冊前後。

 残り少ない時間を考えると、駄本に付き合ってる暇はない。
 15ページだろうが、目次だろうが、ダメと判断した自分の勘を信じて、中途半端で止める。

 さっさと見切りをつけて処分する。
 冷たいと言われる所以。

 次に読みたい『冷血 上・下』高村薫。合田刑事。
 かなり分厚い。投げ出すか、投げ出されるか。

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2013年01月20日 18:48に投稿されたエントリーのページです。

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