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書き綴る難しさ

 作文は難しい。
 思いを文章化するのには、高度なテクニックが要求される。
 ましてや、それを小学生に書かせるのは至難の業。
 これをサッサと指導するエキスパートがいる。

 書くのは難しい。

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 本屋に行ったら、ノート状の書籍が平積みされている。何だろうと思ったら、天声人語の書き写しノート。
 辺りを観たら、二匹目のドジョウ狙いで、毎日新聞用に『余録書き写しノート』、西日本新聞用まであった。
 うずたかく平積みされているということは、結構売れてるらしい。
 認知力劣化防止にいい。とキャッチにあった。

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 敢えて、意見を述べさせてもらえるなら、書き写しだけでは、自己満足以外何も生まれない。

 老化防止が目的ならそれでいいかもしれないが、それまで。
 
 教育的見地に立つなら、作文でも散文でも何でも構わないから、書籍購入者にしか書けないオリジナル文章を書く指導があればもっといい。

 「題名を付けましょう。」だとか
 「最後の2行を消して、あなたの文章で締めくくりましょう。」だとか。何でもいい。

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 書き写しならロボット・機械にも出来る。猿には出来ない。
 オリジナル文章を書くロボット登場まであと10年はかかる(んじゃないの?)。
 もう出来ているのかもしれないから、断定はしない。またバカな指導・訂正メールが来る(笑)。

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 文章を書くのは難しい。書き続けるのはもっと難しい。
 だから、当HPの日記ライター3名はいつも悩んでる(笑)。
 それを10年以上続けてると、惰性も芸に昇華する。10年以上書き綴る難しさ。

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2012年10月02日 18:26に投稿されたエントリーのページです。

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