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天気図の逡巡

 天気図は、律儀。

 毎年ほとんど同じローテーションで巡ってくる。
 少なくとも、この2億年は変わってない。46億年中の2億年だからたいしたことはないのかもしれない。


 気圧配置が換わる時、四季が変化する。
 四季が変わる時、気圧配置が変わると思ってる人が多い。
 全く逆。
 気圧配置が変わるから、四季が訪れると考えた方が理にかなってる。

 で、気圧配置が換わる時、天気図上で空気の塊(気団)のせめぎ合いがあって、天気が迷う、逡巡する。天候が崩れる。

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 まさに、この1週間がそれ。

 北の高気圧が弱まる。だからといって、太平洋の高気圧の出番は4カ月あと。

 西から、高気圧がやって来る。普通高気圧はじっとしてるが、この西の高気圧はケソケソ落ち着かない。これが移動性高気圧。

 気団のせめぎ合いがあると、雨が降る。

 冬→春  :菜種梅雨
 春→夏  :梅雨
 夏→秋  :秋雨前線

 菜種梅雨が終われば、ライダー解禁。二輪のバッテリーを微調整してどっと繰り出す。
 【道開き】ともいう。(これウソ。)歳時記には載ってない。

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2012年02月28日 20:11に投稿されたエントリーのページです。

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