石のコレクターは結構いる。宝石を集めるセレブとは、違う。
純粋な好奇心に支えられた、若年石コレクターを【鉱石キッズ】という。
マニアキッズというのは、何にこだわるか全く予測不可能。
虫にこだわる子もいれば、乗り物にこだわる子、機器こだわる子。虫でも、甲虫にこだわる子もいれば、蝶にこだわる子。建設工業機械にこだわる子もいる。
キッズは、何かしら、こだわる。
そんな中に鉱石マニア(≒【鉱石キッズ】)がいる。
鉱物にこだわる若年層。
ティーンエイジャーは、固い塊に興味を示す。(※下ネタに流れないように。)
何気ない石を見つけたところから、人生が変わる。
鉱石マニアに同定識別してもらって、ちょっと珍しい鉱石だったりしたら、そこからスタート。
カミングアウトすると、粗忽家勘朝は、名の知れた【鉱石キッズ】(歳はくってるが、カテゴリーは【鉱石キッズ】)。
名の知れたと言っても、某市・某区の小学生間で、だけど。
年端もいかない子どもたちが、持ってきた石を鑑る目くらいは持ってる。
鉱物と岩石三種(堆積岩と火成岩と変成岩)の違いなら、中等教育の理科教師なら誰でも知ってる。
で、本人が気付かないうちに【鉱石キッズ】になってしまってた。
不思議と、【鉱石キッズ】になると石が集まる。
花崗岩系数種、水晶系数種、蛍石系数種。
あちこちツーリングするうち、方々の砂礫(されき)を持ちかえって、結構な数になった。
放射線を出し続けてる、土壌も持ち帰ってる(アブネー)。
そうなると、不思議なもので、石が石を呼ぶ。
---------------
水晶の産地は全世界に広がる。なかでもブラジル産と、ヒマラヤ産がいい。
質がいいモノは、なかなか手に入らない。
で、今回石が石を呼んだ。
ヒマラヤ産の高品質の水晶が飛び込んできた。
一人で悦に入って、水晶の細長い結晶を擦(さす)ってると、気持ちがいい。(※下ネタに流れないように。)