そう言えば、『まん〇トリオ(まんまるとりお)』というユニットもある。
これが大変なユニットで、
何しろ
【リーダー】が、稽古はするが、『ネタ覚え』が悪い。
何回稽古しても、ネタを覚えない。モウロクしているという噂もある。
その上、人の意見を聞いたためしがない。今後も聞く気配は、全くない。
よくいえば、芸に対して全くブレない。
悪く言えば、【放漫、不羈、独善、身勝手、専横、将軍、正日、・・・】
【副リーダー】は、気配りはピカイチ。ただ、舞台ライブに慣れてない。
仕事に対する熱意は最高。
だが、稽古中でもライブ中でも、仕事の携帯電話を優先させる。
よくいえば、営業の才能は秀でてる。
悪く言えば『アマ芸人』としては完成してない。
【三番リーダー】は、抜群の記憶力を誇る。が、自己管理能力が全くない。
自分の、来週のスケジュールさえも押えきれない。
そのうえ、大切な弟弟子(おとうとでし)のハレ舞台でさえ、裏で仕事を入れてる。
よくいえば、天才肌。
悪く言えば、紙一重(バカ)。
三人が全く違う方向を向いていて、まとまるはずがない。
内浜落語会ユニットの最終秘密兵器(リーサルウェポン)。残念ながら、今は冬眠中。
会員は皆、
「冬眠から目覚めないでほしい。」
「永遠の秘密でいてほしい。」
と、願っている。
ただ、リーダーがその気になったら、また、稽古しだす。
リーダーは稽古に関しては、結構本気になる。
救いは、他の二人は、リーダーの稽古に合わせる気がほとんどない。
これじゃ、当分ライブはあり得ない。
せっかく作った衣装が泣いている。