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またまた『箱根』に関する私見

 なるほど、箱根駅伝は面白い。毎年観戦する。
 単純で勝敗が誰にでもわかる、で奥が深い。面白い。
 
 だが、『箱根』の功罪はあまりに大きい。
 また、今年も選手をつぶした。


 柏原という20年に一度の選手が、完全につぶれた。あまりにもったいない。 
 何度繰り返せばいいのか。
 知っているだけで、『瀬古』『渡辺』『今井』。三人とも自分が潰れた原因がそこにあるのを知っているのに、口をつぐんでいる。


 陸上競技で日本人が世界に通用するのは、マラソンだけ。残念だが陸上競技の限界。 逆を言えばマラソンだけがモンゴロイドの体型にあっている。

 アングロサクソンは重心の位置が高すぎて、長く走ると体がぶれる。
 アフリカ系とモンゴロイドの勝負。
 10000mはモンゴロイドの足の短さはハンディでしかない。10000mの次はもう42km。


 オリンピックを否定しているわが身で、意見を述べるのもはばかられるが、世界で通用する競技で、結果を出せないのは『箱根』があるから。


 今月号の『選択』を読めば、よりインテリが、もっと辛辣に書いている。


 日本人のロードレーサーで東京オリンピック以降のメダリストは6人。全員マラソン。円谷、君原、森下、有森、高橋、野口。
 単純計算でオリンピックの2回に1回はメダルをゲットしてる。

 このメダリストが全員『箱根』を経験してないことを、日本陸連はどう考察するか。
 残念ながら、『箱根』は若い有能なランナーたちをつぶしている。
 『箱根』はもともと、関東学生達のお遊びだった。『遊び』はそれ自体が独立していて、他から干渉されない。
 『遊び』で終わっていればよかった。ところが国民的行事に昇華したものだから、困ったことになった。

 中略

 柏原・・・。イチロー程のクレバーなアスリートではなかった。
 イチローがただの選手なら、落合や清原の道で巨人に行ってチョン。
 ところがイチローは大きかった。
 つくづくアスリートも頭の良さが勝負どころとなっている。

 柏原、5年後『N製粉』『K紡績』『Q電工』辺りの3区を走っている。あーもったいない。

 ワンジルが世界の『T・・・・A』を蹴って、オリンピックゴールドメダリストになったことを知らないか。今の柏原なら、さしでワンジルと戦える。

 皇帝ゲブレシラシエが、をモンゴロイドの背中を追っているところを見たかった。 

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2011年01月04日 17:29に投稿されたエントリーのページです。

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