とてもマイナーな、ニュージーランド&フランス合作。
「ニュージーランドも映画を作るの?」とバカにしてはいけない。
名作『ピアノレッスン』を作っている。
『ピアノレッスン』ハーヴェイ・カイテル主演。
マイノリティ(社会的弱者)マオリ族の視点で作られた映画。マオリ族が主役の本邦公開映画はおそらくこれだけではないか。
それ以降のニュージーランド映画をほとんど知らない。『くじら島の少女』とか言う映画は観てない。鬱だった。
で、『約束の葡萄畑』☆1/2。心理描写が多いわりには、時系列スピードが速くて、考える時間が少なすぎる。
結構激しい性描写もあるが、映画の品を落としてはいない。
18世紀、フランス田舎、才能ある農夫の、ライフムービー。
フランス田舎なのに『英語』で進行する。フランス人が観て、怒らないのだろうか?
韓国慶州の物語を日本語でやるようなもの。(ちょっとズレてる。)
マイナー映画は、ヒット率が極めて悪い。松中の打率よりも悪い。
それなのに、なぜわざわざ、マイナー映画を観に行くか・・・。それはまたこの次。