勘心強化期間終了。
夏から秋冬にかけて、重点的に勘心と一緒に行動した。マンツーマン稽古にもたっぷり付き合った。
公民館からお寺まで『粗忽の釘』『笠碁』じっくり付き合う。
能古公民館、高宮公民館、住吉公民館、西戸崎公民館、円正寺、どん、エトワール、商店街寄席とライブを中心に腕を上げてきた。
そんな中、勘タンが逝った。
勘心のように中年期に落語を始めるのは、上手くなるのに時間がかかる。でも、勘タンの抜けた穴を埋めるために、勘心には一肌も二肌も脱いでもらわなければならない。
落語を始めて、まだ2年。上手くなるわけないが、でも場数をこなしてそれなりの成果を上げてきた。
12月から1月にかけて、勘心の私生活は、時期的に超多忙になり、落語にかまけている時間はなくなる。
2ヶ月間はまったく落語はお休み。落語冬眠。
また下手に戻って復帰するか、せっかくつかんだ落語の『腕前』をキープして冬眠あけするか。
下手に戻って、帰ってきたら、この夏から冬にかけて勘心と過ごした時間は水の泡。
そこが芸事の難しさ。
勘心の2ヶ月後がどうなっているか。根っこを十分張って戻ってきてほしい。