今年は久々、映画50本越えした。
『もう一度観たい映画50本』の企画が効いた。実にいい企画。Vol.10まで行ってもいい。
毎年50本で10年でも高々【500本】。世界の映画財産はその1000倍はある。
ついでに『もういちど観たい邦画50本』もあっていい。企画されているかも。なにしろ、今後のマーケティングは50代以上をターゲットにしないと、成功しない。
で、なんだかんだで、今年の映画best3 & worst3。
『もう一度50』は除外。毎年best1は『2001』になる。
Best3
第3位『クロッシング (韓国版)』
もう一度観たいとは思わないが、北朝鮮や中国で隠し撮りした映像は、凄い。
リアルタイムでそんな世界があることに、あまりに身につまされる。ドラマにドキュメンタリーが味付けされている。
第2位『必死剣鳥刺し』
何といっても、鯉昇師匠に尽きる。知ってる人が銀幕に出てるなんて、感激する。(感動はしない。)ラスト3分で決まるところもいい。
最近、ラスト3分でひっくり返る映画は少ない。長回しの流血シーンもいい。
鯉昇師匠から聞いた裏話も、評価を上げた。
第1位『マチェーテ』
過去5年で一番儲けた映画(うち2年半は鬱で死んでたけど。)
配役があまりに豪華すぎる。出演料は主役より、脇役二人の方が絶対多い。
その割には、PRにほとんど金をかけてない。制作スタッフ全員が、遊んで創っているのがよ~くわかる。
客も、遊び半分で観ている。視聴者参加映画、ワークショップ映画。
もちろん、もう一度観たい。
さて、Worst3。時間と金返せ映画
第3位『シャッターアイランド』駄作
第2位『ラストソルジャー』超駄作
第1位『クレイジーズ』論外
コメントするのも恥ずかしい。恥を忍んで、観たことを告白する。
制作会社、配給会社、公開館の資質を問う。