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『ワーニャ』

 劇団アントンクルー主催の芝居。アントン・チェーホフ原作『ワーニャ』観劇。

 チェーホフぐらいは知っている。読んだことはないけど・・・。小難しい戯曲と思って行ったが、とても解りやすかった。
 
 何しろ、ウチの勘タン、鴈次郎が出る。しかも勘タン主役、鴈次郎準主役。

 仕事帰りにぶらりとこういう芝居が観られるなんて、福岡も捨てたもんじゃない。文化の香りがする。まるで東京みたい(笑)。


 住吉能楽堂でロシア戯曲。
 能舞台でチェーホフやっても問題ないようだ。イデオロギー的には、かなり入り組んでいそうな感じがするが。

 
 凄いのが、ロシア荘園の物語なのに全員和服。全く違和感なし。
 最後にセレブリャーコフが『違い丁子』(粗忽家紋)の紋つきで出てきた。笑った。あそこで笑えるのは福岡で5人しかいない。

 90分間全く飽きさせない。プロの芝居。札代もお手頃2000円。

 ただ、経営は苦しいだろうなぁ。プロデュースの御苦労がわかる。もっと入ってもいい芝居。

 18日千秋楽。 

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2010年11月17日 19:47に投稿されたエントリーのページです。

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