映画のタイトルではない。
クレイムをつける人々のこと。
先週日曜に運動会があった。S区では10校以上の小学校であった。
その日、降水確率100%。間違いなくその日のうちに雨が降る。降り出す時刻はかなり微妙。
私の勤務するI小学校の決断は、決行。この判断に間違いはなかった。午前中の降雨はなかった。
近隣のH小学校の決断は延期。この判断にも間違いはなかった。午後からひどい雨。
両校の、判断および決断に間違いはなかった。
で、面白いのはここから。
この二つの決断にそれぞれクレームがついた。
延期したH小学校に、午前中匿名の保護者から
「近くのI小学校では運動会やっているのになぜH小学校ではやらないのか。」とおしかりのクレーム。
午後から雨が降った後はクレームがピタリとやんだ。
後日I小学校にクレームがついた。
「降水確率100%の中、運動会やるなんて間違っている。雨にぬれて風をひいた、この責任は学校にある。」
親は結果のみで判断し、クレームをつけてくる。
とにかく、学校は何やってもクレームがつく。(なのに給食費未納はいまだに減らない。子ども手当は給食費に全額回して給食費をタダにすればいいのに。未納が100%なくなる。)
不満社会のはけ口になっている。
こんな親を育てたのは、戦後民主教育をやってきた、我々だというのが笑えない。
権利意識を育てすぎたのかもしれない。
因果応報。