久しぶりに映画の話題でも。もういい加減に闘争は止めておこう。
『2012』ローランド・エメリッヒ。
この監督のパニックムービーは画像が斬新だから結構観てきた。でももうこれでいいかな…って感じ。『インディペンデンスデイ』『ゴジラ』『デイアフタートゥモロー』で壊しまくったが、今回が一番壊しただろう。何しろアフリカ大陸以外ほとんど水没させてしまったんだから。
CGが激し過ぎて、漫画みたいになっている。「おいおいそれはないだろう。」と突っこみどころ満載。エメリッヒ監督は『ゴジラ』でおおこけしたが、結構開き直って作っている。
50億人は殺しているんだけど、たった一家族だけ生き延びていくところを追求している。「おいおい他の人類はどうなるんだよ。」ノアの箱船が出てくるが今ひとつ迫力がないんだよなぁ…。
あまり期待していくと残念な気持になる。1000円なら観てもいいかなクラス。☆☆1/2程度。
エメリッヒ監督はワシントンDCの例の石の塔をよく壊す。『インディペンデンスデイ』では宇宙船から木っ端みじんにされて、『2012』でもボッキリ折っている。恨みでもあるんだろうか。よけいな勘ぐりをしたくなる。
レンタルDVDで十分。敢えてみる必要もない映画。
さてと、冬休みは映画館に通うかな。