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処方箋は誰が?どうやって?

「教育という病-子どもと先生を苦しめる「教育リスク」」   内田良

内田先生は、名古屋大の先生で、専門は教育社会学。
金髪メガネで、結構目立つ容貌(笑)なのですが、
大学院時代の恩師、Y先生が友達らしく、
年齢を聞いたら「結構いってるよ」とのこと。

でも、「結構いってる」だけではよくわからないのですが、Y先生(笑)。


この本は、「教育におけるリスク」について、
データを基にしたエビデンス(証拠っていうらしいですね。知らなかった・・・。)
を提示して、検討していく、というのが、主な内容。


第1章 巨大化する組体操
第2章 2分の1成人式
第3章 運動部活動における「体罰」と「事故」
第4章 部活動顧問の過重負担
第5章 柔道界が動いた


これで、何を問題として書かれている本なのかが、わかるはず。
教育関係者だけでなく、
学校に通っている、あるいは、
これから学校に通わせるお子さんがいる保護者の方は、
ぜひ読んでいただきたいです。


個人的な感想としては、

・子どもに、肉体的・精神的に負担が大きい活動、
危険な活動は絶対にさせるべきではない。

・部活動は、あくまでも学校生活では副活動なのに、
部活動の負担で、授業の準備がおろそかになるなんて、本末転倒。

・教師からの暴力・暴言だけでなく、
教師への暴力・暴言も、厳しく取り締まるべき


以上です。
異論ある方もいらっしゃると思いますが、あくまでも個人の感想ですから。

となると・・・。アメリカみたいに、スクールポリスとかを配置することになるのかな・・・。

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2016年01月24日 22:39に投稿されたエントリーのページです。

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