土日月と、名古屋に行ってきました。
遊びで行ったんですが、色々理由があって、
1年に1,2回は、
ひとりでどこか(といってもたいていは韓国)に行くことにしてるんです。
それを逃亡とか、エスケープと呼んでいます(笑)。
ところが、昨年の3月以降はなかなかそれもできず、
おかげさまで仕事も忙しく、
さらに今年は夫が春休みに入院して、お世話に追われ・・・。
今まで引き受けていた仕事も、7月でだいたい終わったし、
行きたい落語会と、お会いしたい噺家さんの予定と、
名古屋場所の日程もちょうど都合よく重なったのとで、
今回の逃亡先は韓国ではなく、名古屋にしたのです。
土曜日。
新幹線で名古屋へ。
栄でお買いものして、ホテルへ。
その後、
春風亭百栄師匠独演会@ナディアパーク。
もう7回目になるそうです。
主催者の方にご挨拶して、会場内へ。
ロフト?とか、芸術系のホールとか、練習室がはいっているビルで、
会場はそのビルの7階にある学習室でした。
程よい人数(90ぐらい?)で、お客様も回を重ねるごとに増えているということでした。
・コンビニ強盗
・厩火事
・仲入り
・鼻ほしい
・船越くん
コンビニ強盗は、福岡での独演会で聴いたことがあって、
船越くんもテレビで?見たのですが、
いやー、百栄ワールド炸裂でしたよ。独特で本当に面白かったです!
そしてそして!
今回初めて聴いた、古典がめちゃくちゃ面白かったです。
厩火事の新解釈(笑)。
鼻ほしいも、珍しいよねー。初めて聴いた。
福岡の会では、男性のお客さんが多かったんだけど、
名古屋は女性が結構いらしてました。
百栄師匠、また福岡に来てくれないかなー・・・。
日曜日。
朝から名古屋城→大須。
大須観音でお参りした後、大須演芸場どうなってるのかなぁ、
と思って行ってみたら・・・。
工事中でした(笑)。9月の再開に間に合うのかな????
大須は、すごくゆるい感じのアーケードで、
大小さまざまなお店があって、かなりの賑わいでした。
その後、覚王山へ。
桂右女助落語会@楊輝荘南園・聴松閣
この覚王山という地域には、
日泰寺という、タイの王子が仏舎利を寄贈された?お寺があることで有名で、
しかも高級住宅街なんだとか。
確かに、行く途中のおうちがオシャレで豪華でした!
会場の揚輝荘は、松坂屋の初代が別荘として昭和初期に建てたそうで、
すごく趣があるところでした。
その建物の地下にある、
インド様式の舞踏場を利用した多目的ホールでの落語会。
・片棒 右女助
・桃太郎後日譚 百栄
・仲入り
・口上(対談) 百栄・右女助
・妾馬 右女助
桂右女助師匠は、落語協会所属で、師匠は8代目三升家小勝師匠です。
真打に昇進される前は、三升家う勝さんでした。
今年の3月、真打に昇進して、4代目右女助を襲名されました。
今回は、その真打昇進お祝いの落語会。
で、なんで、百栄師匠と一緒?と思いますよね?
百栄師匠と右女助師匠は、同い年。62年生まれ。
そして、二人とも海外生活(留学じゃなくて働いていた)が長く、
百栄師匠はLAで寿司職人を、
右女助師匠はバンクーバーとカナディアンロッキーでガイドを、
それぞれされていたそうで、共通点も多いんです。
そして、在外生活時、
偶然ドジャースタジアムで同じ試合を観たことがあったそうです。
(後日わかったそうですが。)
しかも!右女助師匠は入門前、当時二つ目で栄助さんだったころの百栄師匠に、
入門について相談しに行かれたんだとか。
「食えますか?」って(笑)。
そこから今まで、15年ぐらいの仲。
ということで共演されたんですが、
いろんな話が、対談の時に出てきて、しかも、なんともいえない緩い雰囲気でした。
打ち上げの時にも思ったけど、二人は本当に仲良し。
兄さん、って右女助師匠は言ってるけど、全然兄さん扱いしてないし(笑)、
お二人とも非常にフリーダムな噺家さんでした。
そして、めちゃくちゃ飲む(笑)。ビール、結局何杯飲んでたんだろ???
で、なんで右女助師匠の落語会に行ったのかというと。
私が今一番応援している真打の噺家さんだからです!
う勝さんの頃に、「目黒のさんま」をテレビで観てから、
やっと右女助師匠の落語をライブで聴くことができました!
本当は東京に行きたかったんですが、
披露目のときがちょうど長崎に行ってた頃で、どうしても時間を作れなかったのです。
で、先述の通り、名古屋の会なら時間が取れそうなので、行ってきたのです。
で、落語会。
片棒も面白かったけど、妾馬の八五郎のがさつさが、
たとえばしぐさの一つ一つにも表れていて、
とてもかわいい、八五郎さんでした。最後もほのぼの。
そして、まぁこれは個人的な感想なんですが、
右女助師匠が思っていたより男前でびっくりしました。
やっぱり、写真や映像だけじゃあれですよ。わかりません。
3日目
朝から愛知県体育館へ。名古屋場所2日目。
九州場所では、親戚のおかげでいつもいい席で観戦できるのですが、
今回は自腹だし、一番安い席しか買えませんでした。
名古屋場所でも相撲人気は続いていて、
満員御礼の幕がおりてました。
しかし、高安。おしかったわ・・・。
長時間になると、やっぱり白鵬に分があるから、そこが課題やね。
ということで、3日間満喫して、帰福。
名古屋は、東京・関西、どちらの噺家さんもいらっしゃるそうで、
チラシもたくさんいただきました。
その中に、さん光さんの写真も・・・。
ごめんね、さん光さん、裏切って・・・。次は行くからね。