それは、北朝鮮です。
いろいろ手を尽くせば、いけないことはないんだろうけど、
帰れないかもしれないと思うと、なかなかねー・・・。
とにかく、あの国は突っ込みどころがありすぎ。
まず、「人民」でも「民主主義」でも「共和国」でもない。
独裁者の国。
国を挙げて、偽札を作り、覚せい剤を作って、それを財源にしているという、
噂がある国家って???
という風にしか、日記には書けないのですが(行ったことがないので)、
せめて情報だけでも、と、北関係の本は読むようにしている。
で、一番最近読んだ本。
「父・金正日と私 金正男独占告白」
少し前に話題になった、
金正男氏のインタビュー(半分以上はメールでのやり取り)を文章化した本。
しかし、この新聞記者はすごいよねー。
空港で名刺を渡して、最後はインタビューにまでこぎつけたのだから。
韓国に語学留学&特派員として滞在していたようだけど、
本にちょこっと載っている実際のメールを見た限りでは、
お世辞にも上手な韓国語の作文とまでは言えないレベル。
あきらかに外国人の書いた文章。
でも、かえってそれが正男氏の信頼を得たのかもしれない。
例の入管に捕まった話なんかも、当然出てましたが、
理由の信憑性としてはどうかなー、というのが私の正直な感想。
しかし、以前韓国に亡命した、
あるロイヤルファミリーが暴露本を出版した後、
ソウルで暗殺されたことなどから考えても、
自分の立場が危うくなるのはわかっているはず。
それなのに、なぜ日本の新聞記者のインタビューを受ける気になったのかしら。
これについても、本に書いてある理由は、あくまでも建前って感じだった。
あ、ちなみに彼は日本大好きなんだそうです。
どこどこのクラブやしゃぶしゃぶ、おでんがおいしかったとのこと。