こないだ、「マツコの知らない世界」を観ていたら、
本間龍という作家が出ていて、
数年前に詐欺容疑で逮捕→服役してたそうだ。
で、栃木にある、黒羽刑務所に服役していた本間氏が配属された、
この16工場というのが、
いわゆる処遇不適者を収容するところで、
そこでお世話係のようなことをしてたのだとか。
ここでいう処遇不遇者とは、
高齢者・障碍者・同性愛者・性転換者など、
ほかの受刑者と一緒にできない人のことを指します。
ということで、彼の本を読んでみたのですが・・・。
詳しい話は、彼や元議員の山本譲司の著書を読んでいただければわかりますが、
受刑者の高齢化・出所後の処遇問題など、刑務所が福祉施設化してるのは、
どう考えても適切ではない。
加えて、この本間さん。非常に、わかりやすい文章だし、言葉遣いも丁寧。
でも、ふとしたきっかけで、服役することもある。
世の中は、そういうものなのだねぇ。