朝、時間がなかったので内容はわからないのですが、
「とくダネ」で、ある小学校が「日本語」の授業を行っている、というニュース?
がありました。
「国語」じゃできないことってあるのかなぁ・・・。
なんで別に「日本語」の授業する必要があるんだろう!?
学校へ行く時間だったので、内容がわからないのが残念だったけど。
その後、学校へ。午後、学生と一緒に「茶道」を体験しました。
私の着物と浴衣を持っていって、学生に着せたあと、お手前を頂戴しました。
実は、私、茶道初体験でして、かなり緊張しましたが、
学生たちも真剣な表情で、思わず笑ってしまいました!
作法や決まりの重要さ、美しさを知ってくれればいいかな・・・。
授業終了後、来週の授業で映画をみせるので、
そのとき使用する機材を見に2階の教室へ。
ちょうど日本人の学生と話す機会があったので、少し話したのですが、
私が日本語担当だということを知ったある学生が、こんなことを聞いてきました。
「実は、僕たちこそ日本語の授業が必要だったりしませんか?」
・・・そーかー・・・。
確かに、「最近の若者は正しい日本語が使えない」ということをよく聞きます。
ただ、私は、言葉は変化するものですし、
その時代によって言葉やアクセントは変わりますから、
「何をもって正しいと決めるのか」ということは、とても難しいと思います。
問題なのは「相手に自分の言葉が通じないこと」ではないか、と。
友人との間でだけ通じる言葉を先生に使っても通じません。
相手との距離を示す「待遇表現」ができないと、話したことは全く評価されず、
単なる「無礼者」扱いされて終わりです。
だから、日本語が使えないと考えずに、
場面に応じて言葉を使い分けようとすることが、より重要じゃないですか?
と言って、その学生とは別れました。
この学生たちと、うちの留学生が話したら、いったいどうなるかな?