柳川を知らない九州人はたぶんいないだろう。野球に詳しい人にとっては全国区の町かも知れない。しかし、柳川の地理的な位置を正しく認識している人は少ない(と思う)。
仕事で柳川へ初めて行く。名物川下りにのる。この産業で柳川が潤っているのならと、地域振興のために…。でもないか、ただ時間があっただけ。
船頭さんが途中で歌を何曲か歌ったが、『酒よ』『娘よ』『北国の春』『船頭小唄』『まちぼうけ』ってこれほとんど柳川に関係ないじゃん。時々歌詞は間違えるしぃ。
脱力感がただよう川下りだった。しかし、よ~く考えると気が付いた、これこそが柳川の良さだ。
都会に媚びず、ひたすら400年間川下りを守り通してきた風土は脱力しかない。
仕事や生活に疲れたときには、また柳川へ…。行かないだろうなぁ。遠いもん。